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TOEIC勉強法を徹底解説 スコア別勉強法・試験対策まで紹介

2019年12月19日
 
TOEIC 勉強法

グローバル化が進む昨今、仕事をする上で英語力が必要不可欠なものになりつつあります。英語を勉強する際の目標として、TOEICの受験を検討している方もいるでしょう。この記事では、TOEICの特徴や問題構成、勉強時間の目安、点数が上がりにくい理由、目標とするスコア別の勉強法などを解説します。TOEIC受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

目次


TOEICは、世界共通の基準により英語コミュニケーション能力を判定するためのテストです。TOEICには5種類のテストが存在します。日本で一般的にTOEICと呼ばれるのは「TOEIC Listening & Reading Test」のことで、「TOEIC L&R」とも呼ばれます。

5つあるテストの中でも、英文読解力と聞き取り能力に重点を置いているものです。日常生活やビジネスの場における文章でのやりとり、会話能力を判定できます。

留学や就職の評価指標となるTOEIC

現在、TOEICは世界150ヶ国で実施されており、そのスコアは就職・転職活動、海外赴任・留学などを行う際の英語力を判定する目安となっています。海外赴任なども視野に入れ、日常的に英語を使う部門での勤務を希望する場合は860点が目安となります。
 
日常的に英語を使うほどではないものの、英語を転職や留学の際の武器にしたいと考えている人も、730点以上を目指しましょう。
※参考
PROFICIENCY SCALE TOEIC
 
 

TOEICの問題構成

TOEIC L&Rは、マークシート方式で行われます。リスニングは100問で約45分、リーディングは100問で75分の計2時間で、休憩はありません。
 
リスニングは、写真描写問題(6問)、応答問題(25問)、会話問題(39問)、説明文問題(30問)で構成されています。リーディングは短文穴埋め問題(30問)、長文穴埋め問題(16問)、長文読解問題(54問)で構成されています。
 
 

TOEIC勉強時間の目安

勉強時間の目安は、勉強を始める前の自分の実力と、どのレベルのスコアを目指すかによって異なります。ここでは、早稲田大学の故・三枝幸夫教授の論文を引用してオックスフォード大学出版局がTOEICを指導する英語講師向けに作成したガイドをもとに、勉強時間の目安時間を示します。
 

  目標とするスコア
現在の
スコア
350 450 550 650 750 850 950
250 200時間 425時間 700時間 950時間 1,150時間 1,450時間 1,750時間
350   225時間 450時間 700時間 950時間 1,225時間 1,150時間
450     225時間 450時間 700時間 975時間 1,300時間
550       225時間 450時間 725時間 1,050時間
650         225時間 500時間 825時間
750           275時間 600時間
850             325時間

※出典
A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success
 
この表によると、現在250点の人が650点を目指す場合は、950時間分の勉強が必要ということになります。1年間で950時間勉強するには、毎日約2時間半を確保する必要があります(950÷3652.60)。この表は誰にでも当てはまるものではありませんが、目安として参考にしましょう。


TOEICのスコアアップを目指して勉強しているものの、なかなか目標点に到達できない人が少なくありません。ここでは、点数がなかなか上がらない理由について解説します。

英語の基礎力が不足

英語の基礎力が不足していると、TOEICの点数は上がりません。TOEICは中学レベルの英文法をしっかり理解していれば500点、高校レベルでは700点まで取れます。基礎力をつけることで、リーディング・リスニングともに点数を上げられます。

 

TOEIC用の単語知識が不足

TOEIC用の単語知識が不足していると、TOEICの点数は上がりません。TOEICでは、ビジネス用語を中心に出題されやすい単語があります。頻出単語は、スペルを覚えるだけでなく聞き取れるようにもしておきましょう。
 
 

リスニング対策が不足

リスニング対策が不足していると、TOEICの点数はあがりません。英語の基礎力と単語力が身についても英語が聞き取れないと点数は上がりません。毎日必ずリスニング練習を行うなどの対策が必要です。
 
 

試験慣れをしていない

リーディング・リスニング共に、十分な知識があるにも関わらず点数が上がらないのは、試験に慣れていないためである可能性があります。TOEICを解くテクニックを身につける、模擬試験を受けるなどの対策を行いましょう。


ここでは、目標とするTOEICのスコア別に、必要となる英語レベルや勉強方法、課題などを解説します。

スコア500点を目指す勉強法

スコア500点は、英検の準2級に相当し、日本人としては平均的なレベルです。中学で習うレベルの文法や単語を理解できていれば目指せるスコアです。まずは単語力を上げるために、適切な参考書選びから始めましょう。中学レベルの文法をしっかりマスターし、中学の教科書に出てくる範囲の会話を英語で行えるようにしておきましょう。
 
 

スコア600点を目指す勉強法

スコア600点は、英検2級に相当し、高校卒業レベルの英文法や英単語が理解できているレベルです。会話もある程度聞き取れるレベルであり、履歴書に記載できる点数の目安となります。
 
スコア600点を目指す場合は、600点レベルのTOEICに頻出する単語を暗記し、英文法と英文読解力もしっかりと身につける必要があります。参考書などに付属しているCDなどをよく聞き、リスニングのスピードに慣れることが大切です。
 
 

スコア700点を目指す勉強法

スコア700点は、英検準1級に相当し、英語上級者と言えるレベルです。仕事に英語を活かしたい人にとっては、スタートラインともいえるでしょう。700点を取るためには、単語・文法の確認はもちろんのこと、本番の試験と同様の環境で何度も練習し、試験の集中力が切れないようにすることが大切です。
 
 

スコア800点を目指す勉強法

スコア800点を取れれば、海外赴任候補者に名を連ねることができるでしょう。キャリアの幅を大きく広げることにもつながるはずです。スコア800点取るためには、リスニング・リーディングそれぞれで8割程度の正答率が求められます。
 
英文読解の実力をつけるためにも、洋書を多読したり、TOEIC用単語帳を作成したりするなどの勉強を行いましょう。
 
 

スコア900点を目指す勉強法

スコア900点は、英検1級に相当し、通訳案内士の試験なども免除になる英語の超上級者レベルです。キャリアアップにも大いに役立ち、外資系企業で働く際にもまったく問題ありません。スコア900点を目指すためには、実務レベルの英語を使いこなすことが必要となります。
 
リスニング・リーディング双方の実力アップを狙いましょう。洋画を英語で見たり、CNNなどのニュースを聞いたり、英文のサイトから必要な情報を収集したりする習慣づけも必要となります。


TOEICを勉強する際に気をつけておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、勉強のポイントについて解説します。

自分のレベルをまず確認しよう

今の自分の英語力でどれくらいの点数が取れるかを確かめましょう。公式の問題集を利用し、本番同様の環境で問題に取り組みましょう。600点以上取れていれば、さらなるステップアップを目指しましょう。600点に満たない場合は、英文法・英単語の基礎力が不足している可能性があるので、基本英語の復習から始めましょう。

 

目指すレベルに頻出する表現を優先的に覚えよう

TOEICに頻出する単語やフレーズを優先的に覚えることが重要です。TOEICの頻出単語をもれなく覚える必要はなく、まずは、自分が目指すレベルに頻出する単語の習得と文法をマスターすることに集中しましょう。いきなり高得点を目指すのではなく、今より段階高いレベルの参考を活用し、学習することをおすすめします。
 
 

問題パターンを把握しよう

自分が目指すレベルの文法と語彙力が身につけられたら、TOEICの問題パターンを把握しましょう。TOEIC試験にはよく出題される問題パターンがあり、その解答技術を磨けば、点数を大きく伸ばせます。

過去問を何度も解きながら、問題のパターンに慣れること、選択肢の読み解き方やマークシートを塗りつぶす方法などを会得しましょう。正しいテクニックが身につければ、解答スピードが上がるため、より多くの問題の解答が可能となるため点数も上がります。
 
 

リーディング対策

TOEIC試験のリーディングでは、75分で100問を解く必要があります。問題数が多いため、解答するスピードや時間配分が非常に大切です。リーディングでは、目指すスコアが高くなれば、英語を頭の中で和訳せずそのまま英語で理解する力も求められます。

短文穴埋め問題に15分、長文穴埋め問題に10分、長文読解問題に50分程度を見込んで、問題を解きましょう。長文穴埋め問題では、空欄の前後の内容が理解できれば解答を出せます。長文読解では、長文すべてを読む必要はありません。最初に設問に目を通し、そこに登場するキーワードを長文の中で探しましょう。
 
 

リスニング対策

リスニングは、写真描写問題、応答問題、会話問題、説明文問題に分かれており、音声を頼りに解答するのは応答問題だけです。最初に発音される疑問詞を聞き逃すと、正しく解答できないため、注意が必要です。問題の傾向がはっきりしているため、過去問を繰り返し解くことをおすすめします。
 
海外の映画やドラマなどを日常的に見て、英語の発音やスピードに慣れておくことも大切です。


2時間で200問解答する必要のあるTOEIC試験では、試験形式を把握し、時間配分に気を配ることが非常に重要です。ここでは、TOEIC試験を受ける際の注意点を紹介します。

時間配分を意識する

TOEIC試験は、問題数が多いだけに、正しい時間配分を意識すること、解法テクニックを身につけることなどが重要です。リーディングでは、自分の得意な設問と不得意な設問を把握しておきましょう。問題を解く手順などを決めておけば、時間切れになることなく落ち着いて問題に取り組めます。
 
 

本番の形式に慣れる

本番の試験形式に慣れておくことが重要です。TOEICは2時間という長時間を休憩なしで行われる試験です。実際に本番と同様の環境で解答する練習を何度か行っておきましょう。パートごとに時間を計りながら解答する練習も効果的です。
 
 

本番テスト直前期の過ごし方

試験1ヶ月ほど前から、公式問題集などに付属するリスニング問題を毎日聞き、英語の音に慣れるようにしましょう。パートごとの解答法についても再確認が必要です。初めての受験の場合は、試験当日の流れについても把握しておきましょう。


TOEIC試験に向けて勉強を始める際は、まず自分の英語のレベルを把握しておく必要があります。最初から高得点を目指すのではなく、今よりの一つ上のレベルを目指すことをお勧めします。
 
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