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ラウンダーの仕事や意味とは?
その魅力から必要なスキルまで解説

2018年10月1日
 

ラウンダー

 
働きたいけれど、育児中だったり家族の介護があったりでフルタイムは無理…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、企業の営業担当が補いきれない店頭のフォローをおこなう「ラウンダー」というお仕事です。
ラウンダーは時間の融通がきくので働きやすく、子育て中の主婦の方も活躍しています。
 
本記事では、ラウンダーの仕事内容を解説するだけでなく、ラウンダーの仕事の魅力、就業するためのスキルなどについて紹介します。ラウンダーの仕事を理解し、今後のキャリアの参考にしてみてください。
 
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ラウンダーの仕事とは?

ラウンダーの仕事は、自社商品の売上を上げるため、営業担当者に代わって店舗を巡回することです。主にスーパー・ドラッグストア・百貨店など、消費者向けの店舗を対象とします。
 
主な仕事内容は、実際に店舗に行き、商品の説明・補充や並べ方の提案などをおこないます。店舗の在庫状況や売上の調査結果を営業担当者と共有し、売上向上を目指します。新商品が出たときは、販売のための戦略を提案することもあります。
 
ラウンダーは、店舗内で目につきやすい場所を多く確保し、自社商品をそれらの場所に並べることで、より多くの消費者の目に留まるようにする必要があります。こうすることで購入数を増やすことができます。また、キャンペーンを実施、テレビコマーシャルとつながりのある企画を実施するなど、売上の向上につとめます。
 
 

営業との違い

営業は、販売店の仕入れ担当者と商談することで自社製品を買ってもらい、売上の向上につとめます。ラウンダーは、販売店の店頭で、陳列や販売方法を工夫することで売上の向上につとめます。営業だけでは店頭の商品陳列などの工夫まで時間を割くことができないことも多いため、ラウンダーが販売店に立ち寄ることで、本部での決定事項などを営業に代わり店頭に反映させることができます。
 
 

ラウンダーという仕事の魅力的な点

ラウンダーの仕事の主な魅力を3つ解説します。
 
 

自らの企画を通して売上に貢献できる

自社商品の売上を上げるための企画を自ら考え、売上の向上に直接貢献できるという点が魅力です。「自分が売上に貢献した」という達成感を得られます。
 
 

自分の生活スタイルに合った働き方ができる

子育て・介護などで忙しい主婦でも、可能な時間だけ働けるという点が魅力的です。ラウンダーは、10時~16時の間で活動することが多く、活動日数は週に23日ということが多いので、自分の生活スタイルに合った働き方ができます。就業先によっては、エリア担当制のため活動範囲が限られる場合もあります。
 
直行直帰ができる場合もあり、子供が幼稚園・学校に行っている間のみ仕事をすることも可能です。シフト制の仕事ではないため、家庭の事情で急に仕事をキャンセルしなくてはならない状況でも、柔軟に対応してもらえることが多いです。
ノルマはないことが多い営業職のように「一日電話何件」「アポイントメント何件」というノルマがないため、プレッシャーを感じることが少ないです。そのため、のびのびと働けるという点が魅力です。
 
 

ラウンダーという仕事の大変な点

ラウンダーの仕事の大変な点を3つ紹介します。
 
 

インターネット販売に勝るセールス力が求められる

現在インターネットの台頭によって、店舗においてあるほぼすべての商品がインターネットを通じて購入できるようになっています。店舗での売上が減らないように、インターネット販売に負けないだけのマーケティング能力・プレゼンテーション能力が求められます。
 
 

はじめての人と話すことが多い

店舗を巡回するとき、店舗の担当者など知らない人と話す機会が多くなります。また、ときには「商品が売れていない」とクレームがつくこともあります。
 
 

自己判断力を求められる

ラウンダーの仕事は、一人で移動し、品出しをして店頭に並べるので、基本的には一人で作業することが中心となります。会社に電話することはもちろんできますが、店頭で誰かに相談することはほとんどないため、孤独を感じることもあります。
 
 

ラウンダーの平均月収・時給は

ラウンダーの仕事はパートの募集が中心です。キャリアアップできることもありますが、基本正社員の募集は少ないです。未経験から始める場合の平均時給は1,458円となっています。シフトを調整することによって扶養控除内で働くことができます。フルで働くことも可能で、平均月収は174,960円です(一日6時間、週五日働いた場合)。
 
※参考:よく解る!営業・企画営業・ラウンダー【職種図鑑】 はたらこねっと
 
 

ラウンダーになるために必要なスキルは

ラウンダーになるために必要なスキルは「コミュニケーション力」「情報収集力」「顧客視点」です。以下で簡単に解説します。
 
 

販売店の方と信頼を築くコミュニケーション力

販売店の担当者と信頼を築くための、コミュニケーション力が必要とされます。ビジネスマナーはもちろんのこと、あらゆる場合において適切かつ誠実な対応をする必要があります。
 
 

担当地域の情報を収集する力

担当地域や、そこに住む人の傾向・特性に詳しいと仕事に役立ちます。地域、性別、年代によって売れる商品は違ってくるからです。例えば高級住宅地の場合、こだわりの商品や、高品質高価格帯の商品の需要も見込まれます。
 
 

商品を買いやすくするための顧客視点

ラウンダーに求められるのは、消費者が買いたくなるための顧客視点です。自分が消費者になったつもりで、店頭のレイアウトを考えます。店頭が仕事場なので、売上向上のためにはどうしたらよいかを顧客の立場に立って考える必要があります。
 
 

ラウンダーは未経験でもなれる

マンパワーでは、未経験のラウンダー募集もあります。というのも担当店舗によって必要な専門知識が違うため、経験を不問としている求人がほとんどなのです。
 
自分の生活スタイルに合った働き方ができるラウンダー。子育て・介護などで忙しいかたでも充分働けます。また、自ら企画し売上に貢献できるというのも魅力の一つです。地域の情報を集めること・人とのコミュニケーションが得意な方はぜひチャレンジしてみてください。
ラウンダーに興味のある方は、こちらをご覧の上、お気軽にお申し込みください。

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