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見やすいパワーポイントの作り方
フォント・配色・レイアウトなど徹底解説!

パワーポイント 見やすい

パワーポイントのつかい方は知っていても、見やすくて、分かりやすいパワーポイント作りのコツを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。そこでこの記事では、パワーポイントで作る見やすい資料の作り方を、配色・フォント・レイアウトなどさまざまな点から解説します。
これからパワーポイントを使って資料などを作る方は是非参考にしてみてください。


ここでは、まず見やすいパワーポイントを作るために心がけるべきことについて紹介します。

自分ではなく読む相手を想定して作成する

パワーポイントで資料を作る際には、当然ながら資料を読む相手が存在します。その相手に内容が伝わらなくては意味がありません。
 
読む相手の興味や関心を惹く見せ方を意識しましょう。数字を使うなど、具体的にメッセージを打ち出すと印象に残ります。スライドを見た瞬間に「見づらい」と感じてしまうと、それだけで内容が頭に入りにくくなってしまうのです。
 
 

伝えたいことは1スライドにひとつだけ

1枚のスライドに複数の内容を詰め込んだほうが作り手は効率的に感じますが、人間の脳は1度に多くの情報を与えられることに慣れていません。1枚のスライドに詰め込みすぎると、ひとつひとつのキーワードのメッセージ性が弱まり、どれも印象に残らない結果になってしまいます。

何がポイントなのかも分からなくなってしまいますので、1つのスライドに入れるテーマはひとつにしぼり、簡潔にまとめましょう。
 
 

必要な情報だけを選びストーリーをつくる

読む相手にとって分かりやすく論理を展開するために、必要な情報だけを選んでストーリーを作りましょう。不必要な情報までたくさん詰め込んでしまうと、スライドの量が多くなり読み手は疲れてしまいます。
 
どの情報を伝えたいのかはっきりとさせるために、スライドに載せる情報は必要なものに絞りましょう。起承転結を意識すると、読み手も疲れずに最後まで話を聴けます。


フォントも種類が多いので、どれを使えばよいか迷ってしまいがちです。ここでは、見やすいフォントの選び方について説明します。

読みやすいフォントを選ぶ

標準的なフォントを使うようにしましょう。また、フォントは1種類に統一することも肝心です。和文ならばゴシック体、英文ならばサンセリフ体がおすすめです。また、Arialならば、和文英文どちらでも読みやすい馴染みのあるフォントです。
 
上記のような視認性がよいフォント以外の、たとえば明朝体などの細い線が含まれるようなフォントは、プロジェクターでの投影時に文字の一部が見にくくなる可能性もあります。
 
 

文字サイズは大きすぎるくらいでよい

パワーポイントは一般的に大勢の人が遠い位置から見ることを想定しています。当然、遠い位置に座っている人は、小さい文字だと見づらくなってしまいます。大きい文字で誰でも見やすいように心がけましょう。
 
また、文字サイズは多くても3種類までに統一しましょう。一般的なフォントサイズでは、タイトルが48、見出しが32、本文24です。スライドの大きさによってフォントサイズの見え方が変わりますから、スライドの大きさにも考慮することを忘れてはなりません。


フォントだけでなく、配色も見やすさを左右する要のポイントです。ここでは、配色の選び方について説明します。

背景は白に近い薄いグレーにする

背景は白に近い薄いグレーを選ぶようにしましょう。なぜ白ではないのかというと、部屋の照明やプロジェクターの性能次第では見る相手にとってまぶしく感じられてしまうからです。さらにイラストや画像は背景に向きません。文字そのものが見づらくなってしまいます。
 
また、無彩色のグレーであれば、色数の少ないシンプルな印象を与えることもできます。
 
 

使う色は3色までにする

基本は、テーマカラーとアクセントカラーの2色におさえておきましょう。多くてもサブカラーと呼ばれる3色までです。色を数多く使用してしまうと、1枚のスライドにおける情報量も同時に増えてしまいます。
 
また、配色にも気を付けましょう。同系色を使うようにして、色のもつイメージから逸脱しないよう心がけることも大切です。
 
 

落ち着いた色を使う

テーマカラーやメインカラーを選ぶ際には、原色を避けて落ち着いた色を使うようにしましょう。彩度や明度が高いと目がチカチカして見づらく、きつい印象になってしまいます。
 
また、文字の色は黒より濃いグレーを選びましょう。白いベースカラーを選択した際に黒の文字を載せると、コントラストが強くなり、目に負担がかかってしまいます。


ここからは、見やすいパワーポイントを作るうえで最も重要なレイアウトについて説明します。

左上から右上に流れるように配置する

スライドのレイアウトは上から下、左上から右下に展開するようにしましょう。なぜなら、人の目は上から下、左から右へと流れると言われており、これを「Zの法則」と呼びます。この法則にしたがって構成すれば、読む相手も情報をスムーズに理解できるようになります。
 
 

図形の大きさ・配置を統一させる

図形を利用するとグッとスライドの内容が理解しやすくなります。しかし、図形の大きさがバラバラだとかえってスライドが見づらくなってしまいますので、図形を使うのであれば、大きさをそろえ、配置を統一させるようにしましょう。
 
配置を統一するにはグループ化というテクニックを使います。関連のある図形や文字をバランスよく配置すれば、さらにスライドが見やすくなります。やり方は以下の通りです。
 
1)グループ化する図形やテキストボックスを選択します。
2)描画ツールの書式タブをクリック、表示されるメニューからグループ化を選択します。
 
 

 
縦横のラインをそろえる

スライドを見やすくするには、縦横のラインをそろえるように心がけましょう。テキストの箇条書きや図形を配置する際にはそれぞれのラインを整えるのが基本です。テキストの開始位置がずれている、並んだテキスト間の間隔がそろえられていないと、それだけで読みやすさが下がってしまいます。
 
パワーポイントの機能のひとつ、「配置/整列」の「左揃え」「上下に整列」などを利用して、レイアウトを整えるようにしましょう。
 
 

余白を多くする

スライドの枠内に文章を挿入する場合。まず注意すべきなのが、文字を枠ギリギリに配置しないようにすることです。近すぎると互いに干渉しあって文字が読みにくくなってしまいます。
 
枠線に対して、上下左右1文字分は余白を確保してスライド作りを進めましょう。


すべてのスライドのタイトル部分に同じ色をつけたり、会社のロゴをすべてのスライドに挿入したりするときには、スライドマスターという機能を使うと便利です。スライドマスターとは、パワーポイントのスライドを複数枚作る際に欠かせないテンプレートのようなものです。すべてのスライドのタイトル部分に同じ色をつける、会社のロゴをすべてのスライドに挿入するなどの場面で活用できます。

ここでは、スライドマスターを利用したレイアウトの作成方法を説明します。

1.スライドマスターの編集画面を表示する

表示タブを選択>スライドマスターをクリック>スライドマスターの挿入を選択します。
 
 

2.「レイアウトの挿入」をクリックする

レイアウトを新しく作るには、スライドマスターを選択>レイアウトの挿入を選択。これで、オリジナルのレイアウトが作れるスライドマスターが作成されたことになります。
 
 

3.「プレースホルダーの挿入」をクリックする

スライドマスターを選択>「プレースホルダーの挿入」をクリック。
プレースホルダーとは、テキストや画像などを挿入することができる枠組みのようなものです。プレースホルダーのサイズは適宜変えられますので、必要に合わせて作成してください。
 
 

4.「テキスト」を選択しフォントのサイズ・色などを設定する

テキストのフォントのサイズや色などを設定したい場合は、通常どおりリボンの「ホーム」から行いましょう。変えたいテキスト部分を選択して、リボンからフォントの種類やサイズ、色を変更することができます。
 
 

5.名前を入力する

レイアウトを挿入し終えたら、「スライドマスター」に戻り、名前をつけて保存しておきましょう。スライドマスター>「名前の変更」で作成したものはオリジナルのスライドマスターですから、名前もオリジナルのものにしておくとあとからわかりやすくてよいですね。


見やすいパワーポイントを作るうえで欠かせないポイントを、3つに分けて説明します。どれも重要なものなので、是非おさえておきましょう。

目次で要点を伝える

スライドを作る前に、伝えたいことをまとめて箇条書きにしましょう。口頭で伝えるべきことなのか、記載しておくべきことなのかがはっきりします。
 
目次は何を伝えるかを分かりやすく読む相手に伝える手段です。うまく活用してみてください。
 
 

文章は短めにする

文章は分かりやすく、短めにしましょう。雑然と文字が並んでいると、それだけで「見づらいな」という印象を相手に与えてしまいます。長い文章も読む相手を疲れさせてしまう原因になりますから、箇条書きも使いながら、言葉は端的なものを選びましょう。
 
 

図を用いて説明する

数値など、図にできるものはできるだけ図を用いて説明しましょう。文字だけではなく図があったほうが見栄えも良くなりますし、何よりスライドが見やすくなります。
適宜、図や表を用いて説明すると、見やすいデータとして相手に説得力を与えられるでしょう。


この記事では、見やすいパワーポイントは、できる限りシンプルなものにする、図や表を作成するなどのポイントがあることをご説明しました。見やすいパワーポイントを作成するスキルは、職場で役に立つだけでなく、就職や転職においても有利になることもあります。
 
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