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サーバーエンジニアになるには?
やりがいや年収・必要スキルまで徹底解説!

2019年12月5日
 
サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、Webサービスを開発・運用する上で欠かせない仕事です。この記事では、サーバーエンジニアの具体的な仕事内容やネットワークエンジニアとの違い、どのような人に向いているか解説します。サーバーエンジニアに求められるスキルや平均年収、優遇される資格、仕事のやりがい、将来性なども解説するので、参考にしてください。

目次


サーバーエンジニアは、Webサービスの運用には不可欠です。サーバーとネットワークが正常に機能しなければ、Webサービスを提供することはできません。このサーバーの構築やメンテナンスを担うのがサーバーエンジニアです。

ネットワークエンジニアとはどう違う?

サーバーエンジニアがサーバーを扱うのに対し、ネットワークエンジニアの仕事は、サーバー同士をつなぐネットワークの構築、保守・管理を行います。
 
サーバーを構築しただけでは、Webサービスを提供することはできません。サーバーをネットワークに接続する必要があり、通信機器の設置や設定を担うのがネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアの仕事はハブやルーター、ケーブルなどを扱うことが多く、最適なネットワークの環境を用意するための知識が必要になります。


サーバーエンジニアの業務には、サーバーを設置して稼働する状態にする構築業務と、運用・保守業務の2種類があります。

サーバーの構築業務

サーバーの構築業務は大きく3つに分けられるので、1つずつ解説します。
1つ目は、構築と設計です。サーバーには、Webサーバーやメールサーバー、ファイルサーバーなどいくつか種類があり、それらのスペックもさまざまです。プログラマと相談しながら、サーバーの種類やスペック、使用する台数などを、通信速度や電源の容量が適切になるように設計し、構築していきます。その際、コストのバランスや保守・管理作業のしやすさも考慮しなければなりません。
 
2つ目が、ラッキングと配線です。サーバーをラックに固定するラッキング、サーバーやネットワーク機器をつなぐ配線などの作業を行います。
最後に、サーバーシステムを動かすためのOSやアプリケーションのインストールと設定です。ここまでが、サーバーエンジニアの構築業務になります。
 
 

サーバーの運用・保守業務

運用・保守業務とは、サーバーが日々トラブルなく動くように監視・メンテナンスを行う業務です。内容としては、OSやアプリケーションのアップデート、バックアップ、情報の流出や攻撃を防ぐためのセキュリティー対策など多岐にわたります。その時々の状況に応じて設定を変更し、適切に動作するようにサーバーを調整します。
 
365日24時間でサーバーを監視し、トラブルがあれば時間を問わず原因を見つけ出して、正常な状態に復旧するのもサーバーエンジニアの運用・保守業務になります。
 
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ここでは、サーバーエンジニアの仕事のやりがいを感じられるところや、大変なところについても解説していきます。

サーバーエンジニアのやりがい

まずはサーバーエンジニアの主な仕事のやりがいを3つご紹介します。
 

大きな達成感が得られる

サーバーを構築して実際に動く状態にするまでには、多くの作業が必要になります。サーバーエンジニアの仕事は手がける仕事の規模や範囲も広さいので、ひとつのプロジェクトをやり遂げるごとに強い達成感を得られます。
 

トラブル発生時に多くの人に頼られる

なんらかの原因で、サーバーに大きな負荷がかかると応答する速度が低下したり、最悪の場合サーバーがダウンすることもあります。大変ではありますが、そういったトラブルに対処する際に多くの人に頼られるのもサーバーエンジニアとしてやりがいを感じられる瞬間です。
 

良質なサービス提供に不可欠な存在

安定したWebサービスを提供する上で優秀なサーバーエンジニアは必要不可欠です。サーバーに高負荷がかかりそうな事態を予測し、あらかじめ対策を打つ必要があるからです。例えば「広告を打ったからユーザーが急激に増えるだろう」などが挙げられます。サーバーをダウンさせずに運用することは、供給サービスに大きな影響を与えます。こういったところも、サーバーエンジニアとしてやりがいを感じられるポイントだといえるでしょう。
 
 

サーバーエンジニアの大変なところ

やりがいを感じられるサーバーエンジニアの仕事ですが、大変なところもあります。ここでは、多くのサーバーエンジニアが大変に感じる点を解説していきます。
 

勤務時間が不規則になりやすい

サーバーになにかしらの障害が発生した場合、サーバーエンジニアは勤務時間・休日に関係なく正常な状態に復旧しなければなりません。そのため、勤務時間が不規則になってしまうことがあります。
 

幅広い周辺知識を身につけておく必要がある

サーバーを設計し構築するためには、サーバーに関する知識だけではなく、ネットワークやセキュリティー、アプリケーションに関する知識も必要になります。業務を行うには幅広い知識が求められるため、多くのことを学ばなければならない大変さもあります。
 

問題が起きてはいけないというプレッシャーがある

サーバーは、正常に動いていて当たり前と考えている人も多いため、サーバーエンジニアは問題が起きてはならないというプレッシャーを常に感じています。プレッシャーを抱えた中で安定した仕事をするのは大変です。


ここでは、どのような人がサーバーエンジニアに向いているのか、向いている人の特徴について解説します。自分にあてはめてチェックしてください。

職人気質で緻密な作業が好きな人

サーバーエンジニアには、機械を扱うのが好きな人が向いています。サーバーの構築ではラッキングや配線など、物理的な作業も多く配線に間違いがあれば正常に動作しません。そのため、緻密な作業を苦に感じることなくこなせる人が向いているのです。
 
 

ストイック・完璧主義な人

サーバーエンジニアは、些細なことにも妥協できない完璧主義な人が向いています。サーバーエンジニアの仕事には正確さが求められ、ミスは許されません。そのため、仕事を計画どおりに完璧にこなす能力が必要です。
 
 

責任感の強い人

サーバーが正常に動かなければ、Webサービスに大きな影響を与えてしまうため、サーバーエンジニアは、責任感の強い人が向いています。障害が発生すれば、残業や休日出勤での対処も必要となるため、職務をまっとうする責任感が不可欠といえます。
 
 

新しい知識を学び続けられる人

常に新しい知識を学び続けられる人も、サーバーエンジニアに向いています。ネットワークやセキュリティーの分野では、新しい技術が日進月歩で登場しています。そのため、ネットワークエンジニアには、自ら進んで新しい知識を取り入れる姿勢が求められます。
 
 

柔軟な対応力がある人

サーバーエンジニアは、さまざまなトラブルに対処しなければならないため、柔軟な対応ができる人が向いています。エンジニアの都合だけではなく、クライアントの意向に沿って臨機応変に対処していかなければなりません。


経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査」の職業分類では、サーバーエンジニアをふくむ「高度SE・ITエンジニア」「IT技術スペシャリスト」の平均年収は、「高度SE・ITエンジニア」778.2万、「IT技術スペシャリスト」が758.2万円であることが示されています。

※参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」


サーバーエンジニアのキャリアパスは、運用や保守を経験して知識や技術を身につけた後、構築業務を経験し、設計を担当するのが一般的です。設計に携わることで、リーダーとしてチームをまとめるケースも多いといえます。

サーバーエンジニアとしての技術を極めてスペシャリストを目指すほか、サーバーエンジニアとしてチームを率いる管理職を目指すことも可能です。


サーバーエンジニアに求められるスキルや、もっていると転職の際に優遇される資格について解説していきます。

求められるスキル

ネットワークエンジニアには、OSやネットワークに関するスキルが求められます。一言にサーバーと言っても、Webサーバーやデータベースサーバーなどさまざまな種類があり、求められるスキルもそれぞれ異なります。OSやネットワーク、セキュリティーに関するスキルは、サーバーの種類に関係なく必要といえます。
 
 

転職時に持っておくとおすすめの資格

サーバーエンジニアに関連した資格には、国家資格・民間資格ともに、さまざまなものがあります。ここでは、転職時に有利になる代表的な資格について解説します。
 

マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)

ITエンジニア向けのマイクロソフト社製品の認定資格で、全世界共通の基準で認定が行われています。MCPには入門レベルのMATから順にMCSA、MCSE/MCSD、最上位グレードのMCSMと4つのグレードがあります。グレードの高い資格を保有しているほうが評価も高くなります。
 

Linux技術者認定試験(LPIC)

LPICは、世界共通の基準で認定が行われているLinux技術者の認定資格です。LPICを取得するとLinuxを扱うスキルだけではなく、Linuxに関する幅広い知識の証明になります。
 

CCNA

ネットワーク機器の開発・販売を行っているCisco社の製品を扱う認定書資格です。ネットワーク関連の資格としては知名度も高く、ネットワークに関する一定の知識を証明できます。
 

CCNP

CCNAの上位に位置づけられるCisco社の認定資格です。CCNAよりも複雑で規模の大きいネットワークの構築や、運用・保守などを行う技術を持っていることを証明する資格です。


現在、多くの企業で何かしらのサーバーを運用しているケースが多く、サーバーエンジニアに対する需要は高い状態にあります。しかし、ここ最近は自社にサーバーを置かないクラウドサーバーを利用する企業も増えてきています。サーバーエンジニアの需要は高いものの、クラウドサーバーを扱えるサーバーエンジニアがまだ少数であるため、クラウド技術に対応可能なサーバーエンジニアが重宝される傾向にあります。


サーバーエンジニアになるために必要なスキルや資格、やりがいについて解説しました。プレッシャーも強く大変な面もありますが、やりがいも大きい仕事です。興味のある人はぜひ転職も検討してみてください。

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