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英語を活かせるボランティアまとめ 必要な語学力も含めて徹底解説!

英語 ボランティア

2020年に開催される東京オリンピックの影響もあり、近年日本を訪れる外国人観光客が増加しています。そこで期待されているのが、観光地や公共交通機関などで、言葉が分からない、または道が分からないなどで困っている外国人観光客への通訳、案内などを行うボランティアの活動です。  
この記事では、英語を用いたボランティアの種類や、そこで必要とされる英語力についてご紹介します。英語ボランティアをお考えの方は是非参考にしてみてください。

目次


英語を活かしてボランティア活動をしようと思った場合、大きく分けて2つの選択肢があります。ひとつは、日本国内で訪日外国人などを対象としてボランティアをするという道です。もうひとつは、海外で現地の人々の生活に混じってボランティア活動をするという選択です。それぞれについて解説していきます。

日本でのボランティア

政府は観光立国基本計画を掲げて、訪日外国人を誘致し、彼らのもたらす経済効果を、国の経済を牽引する柱の一本として育てていく方針です。
つまり、訪日外国人への「おもてなし」は、官民を挙げての課題となっています。いざ外国人が日本を訪れたとしても、まったく言葉が通じなければ不安の方が大きくなってしまい、 観光やショッピングを満足いくまで楽しめなくなってしまうからです。
 
この言語障壁の緩和のため、日本政府観光局(JNTO)は「善意通訳普及運動」を呼びかけています。言葉が通じず困っている外国人旅行者を見かけたら積極的に手助けをしてあげるという、ボランティア活動への参加呼びかけがその概要です。
 
具体的な取り組みとしては、東京での街中観光案内ボランティアの活動があり、週末の日中、新宿や銀座、浅草などの観光名所で、訪日外国人に対して外国語で観光案内を行うという活動があります。また、外国人向けの観光ガイドサービスとして、観光客からの人気が高いルートの案内を行うボランティア活動もあります。
 
ボランティアグループの中には、特定の検定の合格者のみがメンバーとして活動できるグループも存在します。この場合、そのグループ内で定期的・継続的にボランティア活動をするためには、検定に合格する必要があったり、そもそも検定を受けるためには、18歳以上であり、かつ特定言語の一定の能力を有するなどの資格が必要とされる場合もあります。
 
 

海外でのボランティア

海外での英語を使ったボランティアには、住民の生活を改善させる活動や、日本語教育やスポーツ教育、医療や福祉に関わる活動などさまざまなものがあります。
 
具体的には、発展途上国において、飲み水を確保するための井戸の掘削や、住居などの壁作りをするといった活動があります。ほかには、現地大学の日本語コースで日本語教育のアシスタント役を行ったり、高齢者福祉施設でケアサービスを行ったりといった活動もあります。
 
海外でのボランティアには、単身で現地に飛び込むというやり方もありますが、ボランティア団体を通して参加する方法もあります。別途費用は必要になりますが、受け入れ先との交渉などさまざまな手続きを代行してもらえます。
 
日本国内でのボランティア活動では、宿泊や食事の費用が参加者の持ち出しによる場合が多く、海外でのボランティア活動では宿泊や食事などが支給されるケースもあります。
 
元々、英語の “volunteer” は「自発的に志願する」といった意味であり、日本語の「ボランティア」とは少々意味合いが異なっています。たとえば、先進国の福祉施設でのフルタイムのケアサービスボランティアなどでは、宿泊先、食事はもちろん、若干ではありますが、自由につかえるお金を支給される場合もあります。


日本国内でのボランティアガイドに求められる英語力は、募集をかける団体によってもまちまちです。中には「英検2級以上」などとしている団体もありますが、一般的には「英語でのコミュニケーションに不足がない程度」など、やや曖昧な基準とされているケースが多いです。

海外での英語を使ったボランティアでも、必ずしも渡航時に高い英語スキルが要求されるわけではありません。ただし、一定のスキルが身についていないと、現地の人々との意思疎通や、買いものなどの日常生活の中で苦労をする場面も多々あるでしょう。

JICA海外協力隊の一例では、英検3級、またはTOEICスコア330点(中学校卒業相当)としているケースがあります。

参考:
JICA海外協力隊 語学力審査について


ここでは、観光ガイドの活動として、あるいは、外国人観光客にたまたま出会い、手伝いを申し出る場合に役立つ会話の例文をご紹介します。
想定している状況は、外国人観光客が鉄道駅で何かに困っているらしい様子を見つけたというものです。そうした状況でよく交わされる英会話フレーズです。

May I help you?

駅で外国人観光客が何かに困っているらしい様子を見かけたら、まずは何に困っているかを知らなければ、どのような手助けができるかもわかりません。そこで手助けを申し出るときに用いられるフレーズが、
 
"May I help you?"
というものです。直訳すれば「あなたをお助けしてもよろしいですか?」などとなりますが、意訳すればここでは「何かお困りですか?」という意味になります。
 
 

Where are you off to?

外国人観光客がどこかへ行きたいらしいという目的が聞きだせれば、次は目的地を尋ねなければなりません。この場合、
 
“Where are you off to?”
などのフレーズがよく用いられます。訳は「どこ行くの?」という意味です。
 
“Where are you going?“
とほとんど同じ意味合いですが、”Where are you off to?” のほうがカジュアルでよりネイティブに近い表現です。
 
 

Please take the Shonan Shinjuku Line going to Shibuya station.

目的地が渋谷駅だと聞き出せたなら、どのように行けばよいか案内をしてあげましょう。都心部の鉄道路線はさまざまな路線が複雑に絡まり合っていて外国人観光客には分かりづらい場合があります。経路や、乗るべき電車、乗り場の案内などをするとよりよいでしょう。
例文としては、
 
“Please take the Shonan Shinjuku Line going to Shibuya station.”
などが考えられます。「湘南新宿ラインに乗って、渋谷に向かってください」という訳になります。
 
 

It takes around 45 minutes.

あらかじめどの程度の時間がかかるかが分かっていれば、電車に乗った後で「今どのあたりにいるのか、乗り過ごしてしまったらどうしよう」という心配が軽減されます。所要時間を聞かれた場合、スマートフォンなどで調べて答えてあげると、安心して旅行を続けてもらえるでしょう。
 
“It takes around 45 minutes.”
といえば「およそ45分で着きます」という意味になります。


英語を使ってボランティアをする場合、国内で活躍する道と、国外で活躍する道があります。そこで必要とされる英語力はさまざまですが、かならずしも最初から高い英語力が求められるわけではありません。ボランティア活動の中で、さらに英語力が高まっていくということもあります。
 
また、英語力を身につけるには、仕事の中で日常的に英語を使っていくという道もあります。マンパワーグループには英文事務や貿易事務、翻訳通訳など、英語を用いる仕事の求人も多数あります。業務の中でさらに英語力に磨きをかけたい方はぜひご検討ください。語学のスキルが生かせるお仕事が見つかるかもしれません。
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