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VLOOKUPとは?複数条件設定など、実務での活用法まで解説!

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エクセル業務の際、なるべく効率的に作業したいという方も多いと思います。また、必要なデータを目視で探して手入力していては工数もかかり、ミスも起こりやすいです。

そこで、本記事ではVLOOKUP関数について詳しく説明します。VLOOKUP関数の意味、エクセルでの具体的な使い方から、複数条件設定、エラーへの対処法や別シートの引用法まで網羅しています。
VLOOKUP関数を使えば、データの入力量が減り、ミスもなくすことができます。この記事を読んでVLOOKUP関数をマスターし、日々の業務を効率化しましょう。


VLOOKUP関数とは、検索条件に一致するデータを指定範囲の中から探して表示してくれる関数です。

以下に一例をあげます。
左側の表「2018年5月受注一覧」に2018年5月の受注額を集計したい際に、「商品ID」だけ入力すれば、右側の表「価格表」から各IDの商品の「単価」を探してきてくれるのです。
VLOOLUP関数を使わずにやろうとすると、目検で「価格表」の中からそれぞれの「商品ID」に対応した「単価」を探してこなければいけませんが、商品の種類が増えれば増えるほど手間がかかりますし、ミスしてしまうリスクもあります。
そうした手間やリスクをすべて解決してくれるのがVLOOLUP関数なのです。


それでは、VLOOKUPの実務的な使い方について、手順ごとに説明していきます。
前述の、「2018年5月受注一覧」に2018年5月の受注額を集計する例でご説明します。

初期状態は以下です。「商品ID」「個数」は入力されているものの、それに紐づく「単価」が入っていないため、「総額」を算出することができません。
これ以後、「単価」の列にVLOOKUP関数を入力していきます。

まずは、以下のようにC5セルにVLOOKUPを入力します。
商品ID「19312」の単価を出します。

  • 検索値:検索する値を入力します。

  • 範囲:上記の検索値を検索する範囲を選択します。

  • 列番号:上記の範囲の何列目の値を返したいかを入力します。

  • 検索方法:基本「FALSE」(完全一致)で問題ないです。

C7,C8についても同様に関数を入力すれば完成です。


検索値が一つだけだとデータが重複してしまうとき、複数の項目を検索値にすることもできます。
やり方は簡単で、先ほどの「検索値」に複数の条件を「&」でつなぐだけです。
以下の例をご覧ください。A,B,C,D,Eの5つの会社があり、それぞれの会社が販売している家電製品とその価格が書かれた表があります。この中から、B社が販売している掃除機の値段を知りたいとします。

Bのエアコンの値段が知りたい時、条件が「B」と「掃除機」の2つになるので今までに見てきたVLOOKUP関数は使えません。複数の条件で検索したい時は、それらの条件を一つにまとめて、VLOOKUP関数の式に入力します。

式: VLOOKUP(条件1&条件2,範囲,列番号)

まず、セルD14を選択し、fxをクリック。VLOOKUP式を選択します。

次に、式を完成させていきます。
今回はBの掃除機の値段が知りたいので、
条件1は「B12」
条件2は「C12」
両者を「&」でつなげます。
範囲は「B3:E10」です。
また、列番号は「3」です。

最後にOKをクリックすると、Bの掃除機の値段が表示されます。


よくあるエラーとその対処法についてご紹介します。

指定範囲が絶対参照になっておらずズレてしまっている場合

範囲を絶対参照にすることで解決できます。

以下をご覧ください。番号が1~5番までの人の名前と、その年齢が書いてある表があります。この中から、5番と1番の人の名前を探したいとします。
誤った例:
= VLOOKUP(A11,A3:C6,3,FALSE)

二つ目の項目で参照先の表を指定するときは「絶対参照」で入力しましょう。
正しい例:
= VLOOKUP(D2、$A$2:$B$6、2、FALSE)

このように、アルファベットを「$」で囲む(絶対参照で入力する)ことで、エラーが解消されます。

該当するデータがなくN/Aになる場合

手順は以下の通りです。
#N/Aエラーが表示されたセルを選択します。

入力済みの数式にIFERROR関数を追加します。
= IFERROR(VLOOKUP(A11,A3:C6,3,FALSE),“”)
“”の間に何も書かないことで、エラーが出たセルを空白にすることができます。

VLOOKUPを使いこなせるようになると、エクセル業務の効率は格段に上がります。エクセルスキルはオフィスワークに必須であり、重宝されます。最初は難しいと感じるかもしれませんがですが、実際に手を動かして徐々にマスターしていきましょう。


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