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新しい生活様式における転職活動
Web面接やマスク着用マナーについて詳しく解説

2020年9月28日
 
新 転職 web

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、新しい生活様式がさまざまな場面においてみられます。新しい生活様式における転職活動では、どのようなことが求められているのでしょうか。この記事では、コロナ禍における転職活動について、Web面接におけるマナーや、面接時のマスク着用について詳しく解説します。ぜひ転職活動の参考にしてください。

目次


新しい生活様式における転職活動の特徴

 
新しい生活様式における転職活動には、どのような特徴があるのでしょうか。以下で解説します。
 

デジタル環境を必要とする

新しい生活様式における転職活動では、Web面接などに対応できるデジタル環境が必要となります。感染症対策として、Web面接を推進する企業が増加、定着しています。Web面接には、通信回線やパソコン、専用のアプリケーションなどが必要なため、準備しておきましょう。
 

マスク着用の定着

これまでは、企業訪問や面接の際に、マスクを着用することはマナー違反であるとされていました。しかし、新しい生活様式では感染拡大防止のため、応募者に対して面接時のマスク着用を義務化する企業が一般的になっています。何も指示がない場合は、応募者側から企業に対して、マスク着用に関して確認するようにしましょう。
 

マスク着用がマナー違反であるとされていた背景

そもそも、なぜマスク着用はマナー違反になっていたのでしょうか。その理由は、マスクを着用したままでは「表情が伝わらない」「声が聞き取りにくい」からだといわれています。面接では表情や回答で人物像を判断します。表情が読めず、声が聞き取りにくい状態は、人物像が判断しづらいため、以前は面接時のマスク着用がNGとされていました。
 

Web面接の準備

 
新しい生活様式におけるWeb面接のマナーや事前準備について、以下で解説します。
 

通信環境が安定した場所を確保する

Web面接を受けるためには、安定した通信環境が必要です。面接中にインターネット接続が不定期に切断されてしまう環境では、十分に自分をアピールすることができません。そのため、Web面接はインターネット接続が安定した場所で行うようにしましょう。また、早めに準備しておき、背景などのそのほかの環境を用意できるようにしておくことも肝心です。
 

背景など画面の確認する

カメラに写る背景にも注意しなければなりません。背景に散らかった部屋が映っていたら、だらしない性格であると思われてしまいます。家族が映りこんでしまう場合も面接の妨げになります。また、カフェなどの外部環境では、雑音や周りの声が気になります。個人情報を伝えるといった理由からも、不特定多数の人いる環境での面接は避けましょう。
 
Web面接は自宅で行い、シンプルな壁やカーテンを背景にするようにします。家族にはあらかじめ面接時間を伝えておき、協力を依頼しましょう。
 

音声の確認をする

音声についての確認も大切です。面接官の質問をしっかり聞き取るために、パソコンのスピーカーではなく、イヤホンを用意しましょう。マイクの音量やイヤホンのボリュームを事前に確認することも重要です。また、対面での面接と同様に、スマートフォンの通知音を切り、面接に集中しましょう。
 

パソコンのバッテリー残量の確認を行う

面接中にパソコンのバッテリーが切れて、面接が途中で意図せず終了してしまうことを避けるため、Web面接は電源を確保した状態で受ける、または、バッテリーを十分に充電した状態で受けるようにしましょう。
 

応募書類を手元に用意しておく

Web面接では、履歴書や職務経歴書を見ながら面接官からの質問に回答できるため、手元に用意しておくようにしましょう。ただし、面接中に書類に視線を落としすぎないよう注意が必要です。
 

Web面接を受ける際の服装

 
Web面接を受ける際にも、基本的には対面面接と同様の服装マナーでのぞみます。面接前には、服装の乱れがないかチェックするようにしましょう。下半身はカメラに映らないからといっても、しっかりスーツに着替え面接に挑みましょう。
 

Web面接における入退室のマナー

 
Web面接と対面面接の大きな違いに、入退室があります。Web面接では面接開始時間の3~5分前に自分からログインします。また、ログイン時間を指定されるケースも多いため、指定時間に合わせてログインしましょう。面接が終わった後は、しっかりカメラをみて挨拶をし、ログアウトするようにしましょう。
 

Web面接を受ける際のコツ

 
Web面接を受ける際のコツにはどのようなものがあるのでしょうか。以下で4つのコツを解説します。
 

声の大きさやテンポを意識する

Web面接の場合も、対面での面接と同様に、はっきりと大きめの声で話すようにしましょう。面接官の話しをよく聞いて返答することが大切です。また、Web面接では通信速度の影響などにより、会話の間が取りにくいため「面接官の話しが終了して、2拍ほど待ってから話す」くらいのテンポを意識するとよいでしょう。
 

目線はカメラを向く

Web面接で厄介なのが、目線です。相手の画面には、カメラに写っている自分が映し出されるため、画面を見ながら話すと、下向きで話しているように見えてしまうのです。面接官の顔を見ながら話すためには、画面ではなく、カメラを見ながら話す必要があります。一方、面接官が話しているときには、話しや表情に集中するために、画面を向くようにしましょう。
 

表情を伝える工夫をする

Web面接では、表情が伝わりにくいことがあります。画面越しに顔を見合わせてはいるものの、直接顔を合わせて話しをするのと比べると表情は伝わりにくくなります。そのため、Web面接の際には、相槌などのリアクションを大きめにするのがコツです。表情が見えにくい部分をカバーすることができるでしょう。
 

通信トラブルに備えておく

Web面接特有のトラブルは、通信トラブルです。音声、もしくは映像にトラブルがあると、面接官の質問が聞き取れなかったり、自分の回答が伝わらなかったりと、面接に支障をきたします。トラブルが起きた場合は、焦らずに面接官に伝えるようにしましょう。電話やスマートフォンアプリなど、あらかじめほかの連絡手段を用意しておくと安心です。
 

Web面接を受ける際の注意点

 
Web面接を受ける際に注意するポイントはどのようなものがあるでしょうか。Web面接における2つの注意点をご紹介します。
 

パソコンでメモを取らない

Web面接時に、パソコンでメモをとることを考えている人もいるでしょう。しかし、パソコンでメモをとると、タイピング音が響いたり、入力時に目線が外れてしまうため、避けるようにしてください。メモをとる際は手書きで、ひと言ことわりをいれるようにしましょう。
 

使用するパソコンでは、ほかのソフトを開かない

Web面接に使用するパソコンでは、Web面接に使うアプリケーション以外のアプリケーションは開かないようにしましょう。ほかのアプリケーションの通知音がなった場合、面接に悪影響を与える恐れがあります。
 

面接日の体調チェック

 
対面での面接の場合、面接日の体調チェックは欠かせません。多くの企業で、面接日や面接日前に熱がある場合、当日の来社を控えるように呼びかけています。熱がある場合には、必ず面接日の変更を願い出ましょう。
 

訪問して面接を受ける場合のマナー

 
応募企業に訪問する場合、企業で行っている感染症対策に準じて、スマートに対応しましょう。オフィスに入る前の検温や消毒はもちろん、面接前に待機するスペースでのソーシャルディスタンス維持の実施、マスクの着用も大切です。
 

まとめ

 
新しい生活様式における転職活動は、Web面接と感染防止対策がキーワードです。Web面接では事前の準備をしっかり行い、画面越しに人となりが伝わるように大きくリアクションをとるようにします。対面での面接は、当日の体調チェックと訪問した際の感染防止対策を心がけましょう。

マンパワーグループのJOBNETでは、新しい生活様式での転職活動を応援しています。


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