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エッセンシャルワーカーとは?
その意味や具体的な職業まで解説

2020年8月17日
 

エッセンシャルワーカーとは、生活維持に欠かせない職業に就いている方々のことを意味します。コロナ禍の影響によって、エッセンシャルワーカーの需要状況や仕事を取り巻く環境は大きく変わっています。この記事では、そのようなエッセンシャルワーカーとは何かについて解説します。
 
興味をもっている人は、どのような仕事かを理解し今後の働き方を選ぶ際の参考にしてください。

目次


エッセンシャルワーカーとは

 
エッセンシャルワーカーとは、人々が日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている人のことです。新型コロナウイルス感染症の影響によって、世界中で外出自粛やロックダウンなどが相次ぎました。エッセンシャルワーカーは、そうした緊急事態下においても簡単にストップするわけにはいかない仕事に従事する人々に対し、感謝や尊敬の念を込めた呼称として使われるようになりました。
 

どのような仕事に就いている人を指す?

主に医療・福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支える仕事をしている方々のことをいいます。たとえば、医療・福祉の分野では、医師や看護師、介護士などが人々の生命や健康の維持に努めています。
 
また、小売・販売の分野では、スーパーやコンビニなどに生活に必要な日用品が届けられ、公共交通機関では、仕事や病院などに向かうために利用する電車やバスの運転手や駅員などの職員によって、滞りなく運営されています。このように、エッセンシャルワーカーは身近なところで私たちの生活を支えています。
 

海外におけるEssential Workerとは

海外では英語でEssential Workerと呼ばれており、基本的な意味は日本語と違いはありません。インターネット上のSNSなどの声から見ても、日本と同様に新型コロナウイルス感染症への危険性があるなか、ライフラインを維持するために現場で働いている人たちに対して、尊敬の念が込めらた呼称です。エッセンシャルワーカーの方々に感謝の気持ちを伝えるために、ブルーライトアップや、夕方の拍手など具体的な行動が行われた国の例もあります
 

エッセンシャルワーカーの需要が増加している

 
新型コロナウイルス感染症の影響によって、全体の求人は減っている傾向にありますが、エッセンシャルワーカーに対する需要は増加しています。特に医療崩壊が懸念されている医療現場では、「介護」「看護」に関する求人が大きく増加しており、昨年と比べ60%以上の増加となっています。
 
また小売・販売関連の求人についても、「ドラッグストア」の求人が増えており、昨年比で50〜60%増となっています。コロナ禍によって人々の活動が制限されるようになりましたが、そのような状況下において、ライフライン維持のために働く仕事の需要が高まっています。
 
参考:「エッセンシャルワーカー」の仕事動向を調査 Indeed Japan
 

エッセンシャルワーカー支援・応援のための取り組み

 
エッセンシャルワーカーを従業員として抱える企業のなかには、独自にエッセンシャルワーカーを支援したり応援したりする取り組みをはじめる企業もあります。また、直接エッセンシャルビジネスに関わっていない企業でも、エッセンシャルワーカーに対する支援や応援に乗り出す企業が増えはじめています。
 
このような動きは、世界的な取り組みとして広がりつつあります。コロナ終息に向けて、自社が担うことのできる役割は何なのか、企業として何ができるか改めて検討されているのです。
 

採用支援の取り組みが開始

エッセンシャルワーカーを採用する企業を応援しようと求人広告会社などでは、エッセンシャルワーカーの特集を組んだり、無償サービスを用意するなどの取り組みが行われています。このような取り組みによってエッセンシャルワーカーの採用数が増加するという見解もあります。
 
エッセンシャルワーカーの需要が高まっているなか、円滑に採用が進むよう工夫されています。
 

新規採用に向けての各業界の動きも活発に

エッセンシャルワーカーの新規採用に向けて、さまざまな動きが起こっています。日本看護協会は、政府が緊急事態宣言を発表した翌日に離職者にメールで復帰を呼びかけ、約2週間で新たに110人の看護師が就業することになりました。
 
また、外出自粛によってテイクアウトやデリバリーの需要が高まったことで、宅配ピザチェーンを運営する企業が正社員20名・アルバイト5,000名の採用を目指すという発表もありました。
 
参考:「エッセンシャルワーカー」の仕事動向を調査 Indeed Japan
 

エッセンシャルワーカーに対しての企業活動の例

キッチンカー専用ポータルサイトを運営する企業では、そのネットワークを生かして直接エッセンシャルワーカーに対して食事を届ける取り組みを行いました。支援者が一食購入するごとにキッチンカーへのオーダーとなり、エッセンシャルワーカーには無料で食事が届けられるという仕組みです。
 
また、スマホ向け賃貸サービスを提供している企業では、エッセンシャルワーカーに対して100室以上の部屋を家賃無料にて提供しました。
 
ほかにも、業務上不特定多数との接触が避けられないエッセンシャルワーカーに向けて、レンタカーを無償で提供する取り組みを行った企業もあります。
 

「エッセンシャルワーカー」と「リモートワーカー」についての考察

 
コロナ禍によって、リモートワークを行うリモートワーカーにも注目が集まっています。リモートワークとは、自宅などオフィスとは異なる場所で仕事を行うスタイルのことです。コロナ禍の外出自粛要請によって、よりいっそう推進されるようになりました。
 
また、かつて生活維持に欠かせない職業の多くは「ブルーカラー」と呼ばれていました。しかしコロナ禍で、人々が感謝しリスペクトする気持ちを込めて、「エッセンシャルワーカー」という呼び方が生まれました。
 
コロナ禍で働き方が変化していることで、今後はエッセンシャルな働き方の職務と、リモートでの働き方の職務に区分けされていく可能性があります。現在の自分の仕事や、今後就きたいと考えている仕事のあり方を見直すよい機会でもあるかもしれません。
 

まとめ

 
世界中に急速に蔓延した新型コロナウイルス感染症の影響によって、エッセンシャルワーカーやリモートワーカーといった新たな区分けが生まれ、今までとは異なる働き方が求められるようになりました。勤務形態もさらに多様化しつつあり、改めてどのように働いていきたいのかを考えるタイミングでもあるといえるでしょう。
 
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